「この人となら、先の話ができる」37歳男性が選んだ結婚

結婚のイメージがまだ漠然としていたところから、「失敗を許し合える関係」を自分の言葉に。17人とのお見合い、9人との仮交際を経験しながら、自分が大切にしたい関係を確かめ、36歳女性との結婚を選んだ13か月の成婚ストーリーです。

「結婚したい」という気持ちはあった。でも、仕事が忙しく婚活に踏み切れなかった

初めて男性にお会いした際、婚活をしようと思い立った理由についてお話しくださいました。

大学を卒業後、仕事中心の生活を送ってこられたそうです。
毎日が自宅と職場の往復。休日に出勤されることもあり、「いつか結婚したい」と思いながら、なかなか出会いの機会をつくる時間がありませんでした。

しかし、職場の働き方が時代とともに変わってきたことが追い風となり、少し時間と気持ちにゆとりができたとき、
「婚活を始めよう」と思われたそうです。
36歳男性の挑戦が始まりました。

活動期間は13か月。105人に申し込み、17人とのお見合い、9人との仮交際を経験し、36歳女性と成婚しました。
しかし、この13か月で見つけたのは結婚相手だけではありませんでした。

活動開始時にはまだぼんやりとしていた「自分はどんな結婚をしたいのか」。
そんな未来の自分の姿が、実際の出会いを重ねる中で少しずつ見えていきました。

活動のはじまりに言葉にした「失敗を許し合える関係」

Daisy flowersでは、活動をスタートする際のカウンセリングで、「どんな結婚をしたいのか」を時間をかけて一緒に考えます。
そのとき、ご本人の言葉から出てきた婚活のゴールが「失敗を許し合える関係」でした。

ここで出てくる言葉は、その方にとって大切な結婚観を表していますが、「今後も変わらない結婚観」として固定するのではなく、その後の出会いの中で何度も振り返ります。

「今もそう思いますか?」
「大切にしたいことが変わってもいいですよ」
と確認しながら、実際の出会いと男性自身の気持ちを照らし合わせていきました。

17人とのお見合い。苦手だったLINEにも少しずつ慣れる

男性は、スマートフォンやLINEを普段ほとんど使われていなかったため、婚活を始める前には、デジタル機器を使ったやり取りに不安をお持ちでした。
IBJの会員様用アプリの操作や、仮交際に進んだお相手とのLINEには苦戦しながらも、活動を続ける中で少しずつ慣れていかれました。

また、お見合いのお申し込みや、お申し受けした方の中から誰と会うか悩まれることもありました。

その際には、
「写真だけで判断せず、プロフィールをしっかり読んでみてくださいね」
とお伝えし、悩まれたときには「どのような点で悩まれているのか」をお聞きしながら、お相手選びをしていきました。

仮交際に進まれた際に、一番意識されていたのは「なるべく間隔を空けずに会うこと」でした。

活動期間を通して、105名への申し込み、17人とのお見合い、9人との仮交際を経験されました。

婚活中に悩んだのは「自分はどうしたいのか」

実は活動中、親御さんから婚活について親御さんなりのアドバイスをされたことがきっかけで、悩まれた時期がありました。

親御さんには親御さんなりの心配や思いがあります。一方で、ご本人にも自分自身の葛藤があり、婚活では結婚の話題をきっかけに、親子の本音が垣間見える瞬間があります。

Daisy flowersでは、
「親御さんがお話しされたことや、その背景にある思い」と、
「会員様がどうしたいか」を、
いったん分けて考えられるように整理していきます。

どちらかが正解、不正解。どちらか一方が合わせるのではなく、
「整理したうえで、会員様はどうしたいですか?」と、改めてご本人に問いを返しました。

また、かねてより生活面での自立を希望されていた男性は、婚活中に一人暮らしを決め、実行されました。
一人での生活を始めながら、婚活も続けていかれました。

「穏やかそうで、話しやすそう」成婚相手女性との出会い

成婚相手となる36歳女性とのお見合い当日。
当日はご本人が体調を崩していたため、最初の印象を鮮明には覚えていないそうですが、
「穏やかそうな方で、話しやすそうな気がしました」
と振り返られていました。

仮交際に進み、デートを重ねる中で、その印象は良い意味で変わっていきました。

第一印象からは想像していなかった豪快さや明るさ、前向きさを感じ、少しずつ彼女の人柄に惹かれていきました。

最初から順調ではなかった。LINEがつながらなかった仮交際

実は、成婚相手との関係も最初から順調に進んだわけではありませんでした。
仮交際成立後、男性が苦手としていたLINEでのやり取りがうまくいかず、連絡がつながらない出来事がありました。

男性からご相談を受け、すぐにお相手相談所に状況を伝え、二人の連絡をつなぎました。
LINEがつながった後は、お二人で毎日少しずつ連絡を取り合うようになっていかれました。

「この人となら、先の話ができる」

彼女との交際を重ねる中で、お二人の気持ちが将来に向かい始めました。
そのきっかけは、彼女から結婚後の話をたくさんしてくれたことでした。

これまで他の方と仮交際に進んだときには、お互いに取り組んできた仕事や学生時代の話など、過去の話題は話すけれど、将来の話を切り出すことは躊躇し合うことが多かったようです。

でも、今回は彼女の方から積極的に話を振ってくれ、
「この人と結婚したい」と感じ始めました。

「お互いに前向きに話ができている印象を受けたとき」と、後に語ってくださいました。

男性が言う「前向き」とは、単に明るい、積極的という意味ではなく、「将来について話せること」。

彼女とは、結婚生活のイメージなど、まだ二人に起きていない「これから」について話すことができました。

楽しく話せるだけではなく、
「この人とは、二人の先について話せる」
と感じられたことが、結婚を考える大きなきっかけになりました。

次のデートだけではなく、二人の少し先を考えるように

真剣交際に入ってからは、「次にいつ会うか」だけではなく、少し先のことも考えながら交際するようになりました。

時間が短いデートでは、
「すり合わせは次回にしようかな」
そう思っていても、彼女の方から結婚についての話題が切り出されたそうです。

こういった彼女の姿勢に、男性も次第に結婚をより具体的に考えるようになっていきました。

一方で、自分の両親に彼女を紹介するときには不安もお持ちでした。
「両親がどう反応するだろう」
という心配を抱えながら紹介の日を迎えましたが、大きな問題もなく、ご本人も安心されていました。

お見合いから仮交際、真剣交際に進む中で、男性にとっての婚活が「目の前のデート」から「この人と生活していくこと」へと少しずつ変化していきました。

「一緒に幸せになりましょう」

そして、プロポーズ当日。
指輪を渡してプロポーズされました。

その言葉は、「一緒に幸せになりましょう」でした。

13か月後、もう一度出てきた「失敗を許し合える関係」

ご成婚時、「どんな家庭を築きたいですか?」と尋ねたとき、ご本人から出てきた言葉は、

「お互いに、失敗を許し合える家庭を築きたい」でした。

さらに、「ゆとりを持って過ごせるように、大変なことは手伝い合いたい」とお話しされました。

ご本人にとって「ゆとり」で特に大切なのは、時間的なゆとり。
仕事や日常生活を送りながら、休日ごとに婚活の予定が入り、忙しい時間を過ごされました。
その中で、時間がなくなると気持ちの余裕までなくなってしまうと実感され、結婚後も時間にゆとりを持てる生活を心がけたいと考えるようになられました。

そして、成婚時の結婚観については、「お互いに問題解決に向けて前向きに取り組める関係が築けるといい」とお話しされました。

「婚活は、自分のことを自分で決めないと、と思う時間だった」

ご成婚面談の最後に、「あなたにとって婚活はどのような時間でしたか?」と尋ねると、返ってきたのは、

「自分のことを自分で決めないと、と思う時間だった」という言葉でした。

さらに、
「仕事中心の生活から、自分の生活に視野を向けられるようになった」
「先のことを気にする時間だった」

とお話しくださいました。

「先のこと」には、結婚だけでなく、健康や将来のお金、自分自身のこれからの生活も含まれていました。
これらは面談の際にも何度も価値観を整理しながら、お相手ともすり合わせをされたことでした。

結婚観は、最初から答えが出ていなくてもいい

婚活を始める時点で、「どんな結婚をしたいのか」が明確になっている方ばかりではありません。
実際に今回の男性も、活動開始時には結婚のイメージはまだ漠然としていました。

Daisy flowersでは、最初に結婚観を言葉にして終わりではなく、実際の出会いの中で、

「今もそう思うのか」
「何か違うと感じるのか」
「大切にしたいことが変わってきたのか」を一緒に何度も振り返りながら整理します。

結婚観は、相手を条件に当てはめるためのものではなく、自分がどんな人と、どんな関係を築いていきたいのかを考えるためのもの。

今回の男性が選んだのは、「先の話ができる」女性との結婚でした。
それは活動開始時に言葉にした「失敗を許し合える関係」とも、13か月の出会いを経てつながっていたのかもしれません。

あなたにとっての「結婚」を、一緒に考えてみませんか?

滋賀県草津市の結婚相談所 Daisy flowersでは、
「結婚したい気持ちはあるけれど、どんな結婚をしたいのかは、まだよくわからない」
そんな状態から婚活を始める方もいらっしゃいます。

Daisy flowersでは、条件だけでお相手を探すのではなく、「どんな結婚生活を送りたいのか」「どんな関係を築いていきたいのか」を一緒に整理しながら、一人ひとりの婚活に伴走しています。

まずは、今考えていることや迷っていることからお聞かせください。

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この記事を書いた人

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中島 祥子(Nakashima Shoko)Daisy flowers代表カウンセラー

結婚相談所におけるカウンセラー経験6年。2021年よりDaisy flowersを運営しており、婚活者へのサポート実績が豊富。滋賀県草津市産業振興審議会委員、滋賀県あいはぐプロジェクト応援団協議会として活動。

(一社)日本LGBTサポート協会広報統括・認定ダイバーシティ講師として講師経験多数。産業カウンセラーの資格を活かしメンタルサポートも得意。