結婚観とは?「外側」と「内側」に分けると見えてくる。

結婚観とは

結婚観とは?

「結婚観とは何ですか?」

そう聞かれたとき、すぐに答えられる方は、意外と少ないのではないでしょうか。

結婚観とは、結婚や結婚後の人生について、その人が大切にしたい考え方や価値観のことです。

住む場所や仕事、お金、子どもについての希望もあれば、

「尊重し合える夫婦になりたい」
「友達のような関係でいたい」
「お互いに一人の時間も大切にしたい」

といった、夫婦の関係性についての思いもあります。

Daisy flowersでは、こうした結婚に関わるさまざまな価値観を、大きく「外側」と「内側」に分けて考えています。

外側・内側、どちらか一方だけが結婚観なのではなく、どちらもその人にとって大切な結婚観です。

結婚観がわかりづらい理由

会員様や結婚を希望されている方に、結婚観について質問すると、さまざまな答えが返ってきます。

実は、この「さまざまな答えがある」こと自体が、結婚観のわかりづらさなのだと思います。

結婚観は一人ひとり違っています。

そして、「結婚観」という言葉からイメージするものも、それぞれ違います。

それなのに婚活では、「結婚観をすり合わせましょう」と言われることがあります。

もちろん、結婚観のすり合わせは大切です。

結婚後にどこに住むのか。
仕事をどうするのか。
子どもについてどう考えているのか。
どんな夫婦でいたいのか。

お互いの考えを知らないままでは、二人で生活していくイメージを持つことは難しいでしょう。

でも、そもそも「結婚観とは何なのか」がわからないまま、結婚観について話すのは難しいことではないでしょうか。

そこで、まずは結婚観にはどんなものがあるのかを考えてみたいと思います。

結婚観には「外側」と「内側」がある

Daisy flowersでは、結婚観を考えるときに、外側に表れやすいものと、内側にあるものに分けて考えることがあります。

これは、あくまでも結婚観をわかりやすくするための表現です。

実際には、外側と内側は別々に存在するのではなく、つながっていて、どちらにも関わるものもあります。

外側に表れやすい結婚観

外側に表れやすいのは、暮らしや条件、環境など、比較的、文字や数字、具体的な希望として表現しやすいものです。

結婚相談所のプロフィールには、

  • 年齢
  • 居住地
  • 職業
  • 年収
  • 学歴
  • 出身地
  • 趣味
  • 家族構成

などが記載されています。

これらの情報そのものが結婚観というわけではありませんが、そこから現在の暮らしを知り、将来について話していく入り口になります。

例えば、「居住地」について考えてみます。

プロフィールを見れば、現在どこに住んでいるのかはわかります。

お見合いや交際の初めであれば、

「今は○○市に住んでいるのですね。電車通勤ですか?」
「通勤にはどれくらい時間がかかりますか?」
「○○市には子どもの頃から住んでいるのですか?」

といった会話から、まずは今の生活を知っていくことができます。

そして、デートの回数を重ねていくと、

「結婚後、住んでみたい場所はありますか?」
「今のお仕事を続けるとしたら、どの辺りまでなら通勤できそうですか?」

と、少しずつ将来についても話せるようになります。

現在の状況を知り、将来の希望を伝え合い、二人ならどうしていくのかを考える。

これも、結婚観をすり合わせていく一つの過程です。

こちらの記事でも詳しく紹介しています。

内側にある結婚観

一方、内側にある結婚観は、目には見えにくい価値観や気持ちです。

例えば、

「尊重し合える夫婦になりたい」
「友達のような関係でいたい」
「それぞれ一人の時間も持てたらいい」

といった、関係性や夫婦のあり方についての思いです。

こちらは、居住地や仕事のようにプロフィールを見てもわかりません。

そして、自分自身でも漠然としていることがあります。

自分でも漠然としているものを、人に伝えることほど難しいものはありません。

さらに、自分では、はっきりわかっているつもりでも、言葉の意味が相手と同じとは限りません。

例えば、「友達のような夫婦になりたい」と二人とも考えていたとします。

一人は、

「何でも話せて、たくさん一緒に過ごす関係」

を思い浮かべているかもしれません。

もう一人は、

「お互いに自由で、一人の時間も尊重できる関係」

を思い浮かべているかもしれません。

同じ「友達のような夫婦」という言葉でも、その言葉から思い浮かべる関係性は一人ひとり違います。

だからこそ、

「あなたにとって、友達のような関係ってどんな関係?」

と、もう少し言葉を重ねてみることが必要になります。

価値観、考え方、関係性。

目には見えづらく、言葉でも表現しづらい「内側」の結婚観は、直接質問することも、すり合わせることも簡単ではありません。

それでも、二人が仲を深め、結婚相手として関係を育てていくうえで、少しずつ知っていきたい部分だと思います。

「フィーリングが合わない」と感じたとき

婚活では、

「フィーリングが合わない」
「なんとなくピンとこない」

という言葉を聞くことがあります。

もちろん、本当に相性や価値観が違っていることもあります。

一方で、まだお互いの結婚観を十分に知れていない段階で、「なんとなく合わない」と感じていることもあるかもしれません。

そんなとき、

「この人とは合わない」

ですぐに終わらせるのではなく、

「私は何に違和感を持ったのだろう?」

と、自分の気持ちに少し目を向けてみる。

話し方だったのか。
時間の使い方だったのか。
自分への接し方だったのか。
何気ない一言から感じた考え方だったのか。

感覚を少しずつ言葉にしていくことで、自分が大切にしているものが見えてくることがあります。

それも、自分の結婚観を知る一つの方法です。

相手と結婚観が違うと感じた時。こちらの記事でも詳しく紹介しています。

結婚観をすり合わせる前に、自分の結婚観を知る

結婚観のすり合わせとは、

自分の結婚観と相手の結婚観を互いに伝え合い、二人の違いも知りながら、「どんな関係性を築いていくのか」「どのような結婚生活にしたいのか」を考えていくこと

だとDaisy flowersでは考えています。

そう考えると、その出発点にあるのは「自分の結婚観を知ること」です。

自分の結婚観がわからないまま相手の考えを聞いても、

「それでいいと思います」
「特にこだわりはありません」

となってしまったり、反対に、

「なんとなく違う」

という感覚だけで判断してしまったりすることがあります。

最初から、結婚観をきれいに言葉にする必要はありません。

どんな時間に安心するのか。
どんな関係なら心地よいのか。
今の生活で大切にしているものは何なのか。
結婚しても大切にしたいものは何なのか。

そんなところから、自分の言葉を探していく。

ここが、結婚観を見つける出発点だと思います。

Daisy flowersでは、

自分を知る
→ 相手を知る
→ 違いを知る
→ すり合わせる
→ 二人の関係を育てる

という過程を大切にしています。

結婚観は、一度決めたら変わらない「答え」ではありません。

人と出会い、話し、自分とは違う考え方を知ることで、自分自身の結婚観に気づいたり、変わっていったりすることもあります。

結婚観は、その人の人生観にもつながっている

結婚観について丁寧に考えていくと、

仕事、住む場所、お金、家族、子ども、余暇、一人の時間、人との関わり方など、その人がこれまでの人生で大切にしてきたものにつながっていきます。

「どんな人と結婚したいか」だけではなく、

「私は、これからどんな人生を送りたいのだろう」

という問いにもつながっていきます。

そう考えると、結婚観は「結婚についての考え」だけではなく、その人の人生観とも深くつながっているのだと思います。

だからこそ、結婚観を一度の会話ですべて確認し、答え合わせをすることは難しいものです。

自分を知り、相手を知る。
違いがあれば、その違いについて話してみる。

その積み重ねの中で、二人の結婚観を少しずつすり合わせていくことが大切なのではないでしょうか。

では実際の婚活では、いつ、どんなことから結婚観について話せばいいのでしょうか。

次回は、「結婚観のすり合わせ」をテーマに、交際中にどのように話していけばよいのかを具体的にお伝えします。


Q. 自分の結婚観がわからないときは、どうしたらいいですか?
最初から明確な答えを出す必要はありません。「どんな時間に安心するか」「どんな関係なら心地よいか」「結婚しても大切にしたいものは何か」など、今の生活や自分の気持ちから考えていくと、自分の結婚観が少しずつ見えてくることがあります。

Q. 結婚観にはどんな例がありますか?
住む場所、仕事、お金、子ども、家族との関わり方など具体的な生活についての考えもあれば、「尊重し合いたい」「一人の時間も大切にしたい」といった夫婦の関係性についての考えもあります。どれか一つではなく、さまざまな価値観がその人の結婚観につながっています。

自分の結婚観がわからない方へ

滋賀県草津市の結婚相談所Daisy flowersでは、お相手を探すことだけでなく、「自分はどんな結婚をしたいのか」「どんな関係なら心地よいのか」を一緒に言葉にしながら婚活を進めています。

恋愛経験が少なく、お相手との会話に自信がないという方のご相談も多くお受けしています。

「自分の結婚観がまだよくわからない」という方も、最初から答えを持っている必要はありません。

初回無料相談で、あなたにとっての結婚を少しずつ一緒に探してみませんか。

この記事を書いた人

アバター

中島 祥子(Nakashima Shoko)Daisy flowers代表カウンセラー

結婚相談所におけるカウンセラー経験6年。2021年よりDaisy flowersを運営しており、婚活者へのサポート実績が豊富。滋賀県草津市産業振興審議会委員、滋賀県あいはぐプロジェクト応援団協議会として活動。

(一社)日本LGBTサポート協会広報統括・認定ダイバーシティ講師として講師経験多数。産業カウンセラーの資格を活かしメンタルサポートも得意。